出産・無痛分娩にまつわる体験レポ
出産体験をメモっておこうと思っていて気づけば10ヶ月が過ぎましたが、やっとアップしました。
わたくし、選べるんであれば、痛くない方が絶対いい!と思って迷わず無痛分娩を希望しました。
非常に長いのでたたみます。産後下ネタも多いです。ご注意ください。
続きを読むあと、産後の、シモの具合の話。
これ、意外と語られてないんですよね...出産の話はよく聞くのに、産後のことってほとんど耳に入らなくて、マジかよ!聞いてないよ!ってなった。
続きを読む伊豆稲取
あっという間に9月に突入...。
7月、結婚記念日が土曜日だったこともあり、伊豆稲取の温泉に一泊してきました。
結婚記念日は毎年ごちそうを食べられる日にしていたけど、赤子がいたらそういう店に行けないのでどうしようか迷っていましたが、GWに初めての子連れ外泊してから、旅館で上げ膳据え膳で過ごすのにすっかり味をしめてしまい、お泊りにしました。
ホテルだと、這いずり回る子を床に置くのも嫌だし、ベッドから落ちないか心配で疲れるので、広めの畳のお部屋で布団!という和室万歳な宿を探しました。(外国では皆どうしてるんだろう...気にせず土足の床を這いずり回らせているんだろうか)
さらにいうと、気兼ねなく子を風呂に入れるために部屋風呂があるところが希望です。
で、今回は夫が探してきた伊豆稲取のその名も「食べるお宿・浜の湯」*1という宿にしました。
思ったよりでかい宿で部屋数も多かったです。
部屋も海の前。波が荒い
とりあえず部屋を探検
お、外に風呂がある!
大浴場は、最上階にあってその階全部風呂でした。海の目の前!
でも、子は部屋にある風呂で。内風呂で子を洗ったあと、外風呂に入れてみました。初めての温泉〜。
ご飯は、食べるお宿というだけあってどれもすごく美味しいんですけどまじ量がすごくて...美味しいから残すの勿体なくて頑張って食べてしまって苦しすぎた...。量が多すぎるのもつらいものがあります。大食いでならした私ももう歳なんで...。(朝食にまで舟盛りが出て来てびびった。)
金目鯛が有名な場所ですが、煮付け、さすがすっごい美味しかった!
さて。今年は結婚記念日4年目。花実婚式というそうです。
で、花を買おうかと思ったんですが土日留守にするしな〜と見送っていたら
なんと!
夫の人が宿の部屋に花を宅配で届けてくれていました!!
そんな気の利いたことやると全く思ってなかったんでなんか最初、部屋のテーブルにフラワーアレンジメントが置いてあるけど、普通に宿側が部屋に花飾ってくれてるんだと思ってスルーしてました...。
私があまりに無反応なので夫の方から「花...」って切り出して、「え、買って?届けてくれたの?え?ホントに?マジで?」←にわかに信じがたい
っていう状態で...すまんかった...。
宿の方にも結婚記念日だと連絡してくれてたようで、乾杯用のスパークリングワインの小瓶もサービスしてもらって、なんだか恐縮です。
今年は、子供ができたのでまた今までとは違う感じにはなったかもしれません。
産後ホルモンの影響で夫のことを毛嫌いするようになる妻は多いと噂には聞いていましたが、私も思った以上にホルモンに支配されてたようです。毛嫌いというかもうなんかイライライライラしてました、常に。
しかし、理由なきイライラというより、家事育児への、なんで!もっと!こうしてくれないの!?気が利かなさすぎじゃね??という不満がすごくて、
とにかく毎日寝不足で自分のこともろくにできないのに、バタバタしてる横でテレビ見たり本読んだり、好きな時に飲みに行ったり自由に過ごしている(ように見える)姿を見るのが憎たらしくて、しょっちゅう切れてました。産後クライシスとはよく言ったものです。
産後感が抜けて体が戻ってきたな〜と感じた頃と、夫が家事育児にだいぶ能動的になったのと相まって、イライライライラすることも減りました。
私が長時間外出して子守するのも慣れたし、寝かしつけもすごく上手になったし、子に前のめりに関っていて喜ばしいです。
私が育休中かつ母が滞在して家事をやってくれてたころの夫は自分でも「他人事だった」と言ってましたが、そんな姿がなんかすごく嫌で、私が春に職場復帰せずにまだ育休取っていたら、やっぱり未だに家事育児はほぼ私任せだったのかな〜と思ったりして、
もしそうだとしたら今みたいに能動的になってくれたのは職場復帰の賜物でもあるので、良かったです。
仕事も家事も育児も、できるだけ二人で協力してやりたい派なので、バタバタはするけども、全然、家にいた時より今の方がストレスがないです。(もちろん時間がゆっくり取れないことによる別のストレスはありますが、それはまた別。)
子が病気になったり何か用事やイベントがあったとき、交代で仕事休んだり、フレキシブルに送り迎えしてくれたり、「二人で育ててる感じ」がして、なんか嬉しいです。(子が病気になったのはかわいそうだったけど熱もそこまで出ず元気も食欲もあって、軽く済んだのでそんなこと言ってられます)
私も至らぬ点は多々ありますが、これからもよろしくお願いします、夫の人。
ひたち海浜公園と大洗
ご無沙汰です。GW、久々の旅行に行ってきました。
初の家族4人(3人+1匹)旅行です。
赤子を連れての外泊も初めてなので、持って行くものリストを作っていて荷物がものすごい量になったので、車じゃなければ無理でしたw
(ちなみに私は4月30日から職場復帰していて、その週末の5月2日からの旅行だったので、30日の夜と1日の夜にヘロヘロバタバタで準備しました。)
お目当てはひたち海浜公園のネモフィラの丘。
覚悟はしていたけどそこそこ渋滞もしていて、授乳&おむつ替え休憩などもしつつで4時間かかって到着。
臨時駐車場に車を停め、公園自体も広大なので*1かなり歩いてネモフィラの咲くみはらしの丘へ。
青い花畑が見えて来た時はテンション上がりました〜。
(iPhoneで撮ったインスタグラムの写真とデジカメの写真混在でお送りします。)
青い〜!空と同じ色!
コムギはきょうみないわん
かなりいい天気で日差しが眩しい〜。
かなり並んでいたけどネモフィラソフトも食べました!(色がネモフィラっていうだけでラムネ味)(美味しい)
結構混んでいたけど、とてもキレイで行って良かったです!
(公園の中にはおむつ替えできるトイレもあって一安心。)
夜は大洗の宿に泊まる予定。
わんこと一緒に泊まれる宿もかなり探したのですが、ほんっとに、全然といっていいほど、いいとこが無い!!!
(唯一、ここ良さそうじゃない?と思ったとこがGW中はペット不可、さらになんと子供も不可っていう...一日一組らしい宿なのに謎)
というわけで、残念ながらコムさんは水戸のペットホテルに一泊してもらうことに。
(ネットで探したグリーンヒル*2というお店でしたが、なかなかきちんとしたよいお店で、スタッフさんも親切で、オプションでお散歩もしてもらえたし、ごはんもトッピングが選べて、外だとごはん食べないコムギもささみをフードに乗せてもらって喜んで食べたようです。)
コムさんを送り届けてから、ニンゲンは大洗に移動。
泊まったのは大洗の里海邸*3というお宿。
いやもう、ここがほんとーーーーに良くって!!
海の目の前とかそういうロケーションもいいんだけど、ほんと居心地最高サービス最高で。
娘の人、たたみを満喫。
家族風呂つきのお部屋にしたので、娘はそちらでゆっくり入浴させられて、それから夕飯。
食事も最高に美味しかった!!!
ちょっとした漬け物とか、ぜんまいの煮物とか、普段ならたいして気にもとめないようなちょっとした小鉢まで、すっごく美味しいんですよ。。。感動した。
感動のばんごはん
あさごはんの一部。干物もめちゃうまだった。
あとなにがすばらしいって、食事処のたたみの個室に、赤ん坊用のローチェアとベビー布団まで用意してくれてたこと!!
食事中、娘が寝てしまったけど、そのお布団で寝かせたので、こちらもゆっくり食事ができて、最高でした。
もう、こんなにゆっくりこんなごちそう堪能できたのいつぶりかっていう。
食後はそのまま寝た子を部屋に運んで布団で寝かせて(ベッドもあるけど壁にひっついてなくて赤子がおっこちないか心配なので、布団もしいてもらえた)、夫と交替で大浴場に行ったり、ゆっくりできたし、
もう、赤子連れ旅行がこんなにのんびりと満喫できると思ってなくて、最高の連発でした。さっきからもう最高最高うるさいでしょ。大声で最高ー!!って叫びたいくらい最高でした!
普段、夜、外食に出ても娘を早く風呂に入れて寝かさないと!って思って近所でバーーッと食べてさっさと帰ることばかりだし、娘が寝たあとも、家にいると家事やらなにやらやること多くてゆっくりくつろげないし、
ほんっとになにもせず上げ膳据え膳でのんびりできて、旅館万歳。
奮発したけど*4、お金払った価値ありました〜。。。
あまりに感動の連続だったのでここのリピーターになりたいくらいです。
今回、宿に着いたのがもう17時くらいだったので、今度行くことがあればもっと早く行って、目の前の海岸を散歩したり、海を眺めながらテラスでくつろいだり、もっともっと満喫したいです!
次の日は、朝イチでコムさんを迎えに行って、そのまま群馬の夫の実家への帰省でした。
ほんと、GW、旅行でリフレッシュ!って見事にできて、すごく良かったです。
*1:ここ、初めて行きました。一度行ってみたいなあと思ってかなわぬままのロッキンの会場...
*2:http://greenhill-grooming.co.jp/salon/hotel/
*4:夫が最近もうけたあぶく銭で...
生まれました
メリクリ!
妊娠出産の諸々をまとめたいとおもいつつ、パソコンに向かうこともままならないままあっという間に年末。。。
予定日を10日も過ぎた12月の頭に娘が生まれました。
産後のシモ関係の調子の悪さ!母乳マッサージの痛さ!ガクガクの骨盤!
陣痛とか産むの痛いとかいうのはよく聞くけど(しかも私は無痛分娩だったので陣痛ほとんど味わってない)、産後こんなにもあちこちボロボロになるなんて聞いてないよ!と凹みつつも、一日何度も、抱いて乳をやり、おむつを替え、寝かしつけ、産後三週間はゆっくり寝ておけなんて無理じゃね?という日々、子持ちの先輩方、みんなこれをこなしてきたんだよね...ほんとすごい...。
この歳まで自分のことだけ考えて好き勝手生きて来た身にはヘヴィな仕事です。
ホルモンの問題か、謎に涙もろく、まず生んだ次の日に病院で朝ご飯を食べながらテレビ見てたら涙が止まらなくなり、退院してしばらくして母乳相談で病院行ったら子の体重増えてない乳やり少ないと言われて自分のダメさに子の顔を見ては泣き、子育てポエムやらを読んでは泣き、寝かしつけながら歌を歌っては泣き、マタニティブルーも無かったのにこれは一体。。。ていう。
とりあえず、娘は元気で無事産まれて来てほんとによかったです。
コムギ先輩も新入りの後輩にまだ興味ないみたいですけど、これから仲良くしてくれたらいいなー。
2014年10月に見た舞台
体調等もあり2ヶ月以上芝居を観れず。そしてこれが出産前最後の舞台になるかな〜。次はいつ観劇できるかしら。
10.22
青山円劇カウンシル アンコール
『生きてるものはいないのか』
@青山円形劇場
◆脚本・演出:前田司郎
◆出演:川口春奈/中島歩 若月佑美/中村映里子 横田美紀 八木菜々花 渡邉圭介/黒田大輔 大山雄史 師岡広明 坂口辰平 浅井浩介 佐藤誠 長谷川洋子 久保亜津子/木村了/明星真由美/前田司郎前田司郎の代表作(岸田戯曲賞も受賞)で、戯曲を読んだり、DVDでは観たことあったんですが、初演を生で観れなかったので再演を心待ちにしておりました。
臨月間近でしかも病み上がりでしたが頑張って当日券で観てきました!
都市伝説の有名な大学病院の周りで、原因不明のウイルス感染(?)かなにかで、とにかく人が死にまくる。一人死にはじめたらあっという間。登場人物がどんどん死んで行って、死んだ役の役者はそのまま舞台で最後まで倒れたままっていう。いろんなキャラクターがいて、それぞれいろんな性格でいろんな人生があってここにいるわけですが、みんな遅かれ早かれ、突然もがき苦しんであっけなく死ぬ。
結局、原因も明かされないまま舞台は終了します。
不条理劇といえばそうなのかもしれないけど、意味不明というのではなくて、このあっけなく皆平等に死んでく世界がだんだん当たり前に思えてくる(時には滑稽に思える)ので、追いつめられて逃げ切れるか、生き延びられるか!とハラハラする一般的なホラーとかサスペンスとかみたいな物語とは全く別もの。(死に向かう人たちを絞殺するシーンもありますが)
というか、現実では実際、遅かれ早かれ、皆平等にいつか死んでくんですよね、よく考えたら。死因は違えど。
これは、初演が駒場アゴラだったようですが、ああいうコンパクトな劇場で、初めて観たときには衝撃的だったろうな〜と思います。
円形劇場だからどの角度にも観客が居て、いろんな方向から舞台上の死人を眺めてる格好。これも特殊だったと思います。
そんな円形劇場ももうすぐ閉館。。。ほんとにかなしい。